寝違いによる首の痛み

首の痛みの原因の中でも、もっともなりやすく厄介なのが寝違いによる首の痛みではないでしょうか。うっかり寝違えてしまうと最低3日間くらいはどうしようもないくらいの首の痛みに襲われますので、できるだけ寝違えないように予防しなければなりません。

寝違いは、寝ている時の腕の位置が大きな原因だと言われています。首ではなく腕の位置が原因だと言われているのです。ちょっとびっくりですよね。何故腕の位置が寝違えの原因かというと、腕の位置が悪いと脇の内側の腋下神経を圧迫してしまうからなのです。腋下神経は首を支える筋肉につながっているので、この部分が圧迫されてしまうと首の寝違えに発展してしまうのです。

なので、腋下神経を圧迫する「横を向く寝方」はできるだけ控えたい所です。

通常であれば寝ている間に自然と寝返りをうつので寝違える事はあまりないのですが、内臓が疲れているとうまく寝返りがうてない事もありますので注意が必要です。

以上の事から、寝違えの予防方法としては、仰向けで寝るという事と内臓に過度の負担を掛けない事が有効です。

寝違えてしまった時の対処法はまた別の記事で説明させて頂きますが、もしも寝違えてしまった時に痺れなどの症状もあった場合は直ぐに整形外科での診察を受けてください。痺れなどの症状が出る場合、頚椎椎間板ヘルニアなどの神経障害の疑いも考えられます。

首の痛みの原因を知り、適切な対処をすれば首の痛みは解消することができます。まずは首の痛みの原因を突き止める所から始めましょう。