冷えによる首の痛み

首の痛みの原因の一つに、冷えによる首の痛みが考えられます。首は一般的に露出が多い部分なので注意が必要です。首が冷えると筋肉がこわばり、血管が圧迫されて血流が悪くなります。その結果、疲労物質がたまり首のこりや痛みにつながります。また、冷えは首だけでなく、肩や腰など色々な部分に悪影響です。よって、冷え対策はしっかりと行う必要があります。

冬は寒いのが当たり前なので多くの方が冷え対策をしっかりと行っているようです。しかし、冷え対策を油断しやすい季節があります。それが春先です。特に3月の中旬あたりは注意が必要で、三寒四温と呼ばれるくらい暖かい日と寒い日が交互に入れ替わる季節です。「昨日暖かかったからいいか・・・。」と、うっかりマフラーを忘れてしまい、首を冷やして痛めてしまうのです。そうならない為にも、常にカバンの中に軽いマフラーやストール、ネックウォーマーなどを忍ばせておきたいものです。

冬場に冷え対策をする際は、なるべく薄い衣類を重ね着するようにしましょう。あまり重いコートを長時間着込んでしまうと、重さで首を痛める可能性も高くなります。重ね着の場合、寒さの調節と重さの調節が簡単に行えるので便利です。

また、春先だけでなく夏場も首の冷えに注意が必要です。夏場は、電車や職場など、エアコンが効いている場所も多いです。最近では弱冷房車がスタンダードですが、コンビニやスーパーなど、まだまだ寒く感じる場所もたくさんあります。長時間電車で移動する場合は、直接エアコンの風が首にあたらないように注意したり、職場でも一枚何かを羽織る程度の冷え対策は行った方が良いでしょう。