頚椎症にはグルコサミン

首がこっているわけではないけれど、首が痛く、そして特に上を向いた時に首の痛みがひどくなるという場合、変形性頚椎症が原因である可能性が高いと【頚椎症による首の痛み】でしました。

変形性頚椎症は、椎骨と椎骨の間にある椎間板がすり減る事が原因で起こります。椎間板は老化によって自然にすり減る事が多いと言われていますが、椎間板を形成するのに必要な栄養をしっかり補う事によって予防することができます。

椎間板は軟骨組織ですが、軟骨の成分は8割が水分で、残りはコラーゲンとプロテオグリカンが多くを占めます。つまり、コラーゲンとプロテオグリカンを効率良く摂取することが出来れば、変形性頚椎症を予防することに繋がるのです。

コラーゲン

食事でタンパク質を摂取すると体内でアミノ酸に分解されてから再合成されます。元からコラーゲンの多い食べ物を食べても、一度体内でアミノ酸に分解されて再合成されるので、タンパク質の多い食べ物を食べるのと変りないのではないかと以前は言われていました。しかし、最近ではコラーゲンを直接摂取すると、よりコラーゲンに再合成されやすいと言われています。

プロテオグリカン

軟骨には約2%ほどしか含まれていないプロテオグリカンですが、軟骨に柔軟性・弾力性をもたらす重要な成分だと言われています。また、プロテオグリカンに含まれる各成分は、軟骨の再生や修復などにも効果を発揮すると言われています。まさに老化防止の重要な成分なのです。このプロテオグリカンの合成を促す働きをするのがグルコサミンです。グルコサミンは、カニ・エビ・シャコなどに豊富に含まれますが、甲殻類が苦手だという方はサプリメントで補っても良いでしょう。グルコサミンと一緒にコンドロイチン硫酸を一緒に摂取すると、さらに軟骨修復・再生の働きが高まるそうです。

コラーゲン、グルコサミン、コンドロイチンともにネット通販で簡単に手に入ります。首の痛みの原因が頚椎症の場合は是非お試し下さい。