寝違えた時の対処法

首の痛みの原因はたくさんありますが、朝起きたら首に違和感があり、特定の方向に首を動かそうとすると激痛で動かせない場合・・・それは、辛い辛い寝違えです。自分にぴったり合った枕を選んでいても、寝返りによっては不運にも寝違える場合はあります。今回は、寝違えた時の対処法について説明します。

寝違えの原因は、【寝違いによる首の痛み】で説明した通り、腋下神経を圧迫する事が原因と言われています。寝違えの原因は首の不具合ではありません。つまり、湿布やサポーターなどの処置を首に施しても寝違えは楽にならず、3日間くらいは首の痛みに悩まされる事になります。腋下神経の圧迫が原因で起こる寝違えは、腋下神経に処置を施す事によって解消しましょう。

寝違えの痛み改善方法(二人で行って下さい)

1.背もたれのない椅子に、寝違えた人(以下Aさん)が背筋を伸ばして座る。
2.手伝う人(以下Bさん)がAさんの真後ろで椅子に座る。
3.Bさんが、Aさんの痛い方の首側の手首をやさしく持ち、ゆっくりと後ろに引き上げる。
4.痛くない所まで引き上げたら、その状態で20秒キープして元に戻す。
5.今までの動作を繰り返す。

5.Aさんに、首の痛い側の手のひらで、自身のベルトの背中側を押さえてもらう。
6.Bさんが、Aさんの反対側の手でAさんの手のひらを押さえ、反対側の手でAさんの肘を後ろに引く。
7.自然に止まる所まで肘を後ろに引いたら、そのまま20秒キープさせる。
8.5〜7までの動作を繰り返す。

9.Bさんが、Aさんの痛む側の腕をバンザイさせる(角度はおよそ120度)。
10.その角度のまま、BさんがAさんの腕を後ろに引いて20秒キープ。
11.9〜10を2回繰り返す。

この方法、週刊少年マガジンのゴッドハンド輝(通称ゴッ輝)で紹介されていた方法らしいです。寝違えに苦しんでいる方は騙されたと思ってやってみて下さい。私も以前寝違えた時にやってみましたが、だいぶ痛みが柔んだ記憶がありますので。